カクテルパーティー効果とは|応用の仕方2つと鍛え方3つも紹介              

「カクテルパーティー効果が恋愛やマーケティングにも良いって聞いたけど、カクテルパーティー効果ってそもそもなに?」とお悩みではありませんか?

カクテルパーティーは、たくさんの人が立食をしながらガヤガヤ談笑しているパーティのこと。

カクテルパーティー効果とはカクテルパーティーのようにガヤガヤ話している中でも、自分に必要な情報だけを選んで聴き取ることができる脳の働きです。 

今回は、恋愛とマーケティングでの活用の仕方と鍛え方3つも紹介します。

カクテルパーティー効果がない人のケースも紹介するので、最後までご確認くださいね。 

目次

カクテルパーティー効果とは

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カクテルパーティー効果とは、音声の選択的聴取のこと。心理学者のコリン・チェリー氏が1953年に発表した選択的注意の代表例です。

カクテルパーティー現象ともいわれています。

簡単にいうと、音楽を聴いているときに好きなパートがしっかり聴きとれたり、自分に向けられていないのにヒソヒソ声だけは聴き取れたりすることです。

実はカクテルパーティー効果という言葉を知らなくても、経験がある人も多いのではないでしょうか。

カクテルパーティー効果がない人

視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の五感のうち、聴覚が過剰に反応してしまう(聴覚過敏)または反応しにくい(聴覚鈍麻)人はカクテルパーティー効果がないもしくは効果が弱いです。

  • 聴覚過敏の人
    発達障害の人に多く、特に自閉症スペクトラム障害がある人は、聴覚過敏であるといわれています。
    音声の選択ができずどれも同じ音として拾ってしまうため、ガヤガヤした中では不愉快で苦痛な音声になってしまうのです。
  • 聴覚鈍麻の人
    聴覚過敏と同じように発達障害の人に多いですが、反対に音声を聞き取りにくい人。
    話しているのに、大声にしないと聴きとってもらえなかったり、普段の生活では気が付かず、ガヤガヤした中だと聴きとりづらかったりということもあります。

カクテルパーティー効果が効かない人は必ずしも障害者というわけではありません。難聴ではない(聴力に問題はない)人でも選択して聴き取れないまたは聴き取りづらい人がいるのです。 

カクテルパーティー効果の類似効果もある

カクテルパーティー効果の類似効果があります。カラーバス効果といいます。

必要な音声を選択できるカクテルパーティー効果に対し、カラーバス効果は視覚(目で見ているもの)で選択ができる心理効果です。

色だけの効果だと思われがちですが、目に見えたものなので言葉キャッチコピー、あるいは写真などです。

自分が意識して見たものであれば自然と目がいき、印象に残りやすいという経験は誰しもあるでしょう。

カクテルパーティー効果の音声とカラーバス効果の視覚、2つを合わせて使用するとより効果は発揮できます。

カクテルパーティー効果の応用

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カクテルパーティー効果を恋愛、マーケティングでどのように応用すればいいのか紹介します。

恋愛

恋愛で使える方法を2つ紹介します。

  • 相手の名前を呼ぶようにする
    自分の名前は聴きとりやすいため名字で呼んでいたのを名前に変えてみる。
  • 「さん」付けからあだ名や「君」または「ちゃん」付けで呼ぶのが効果的です。
    相手が好きなことで話をする

好きな漫画や、アーティストなど共通の話題ができると相手はしっかり聴きとってくれ会話が弾みます。興味ない話をされたら聴いているだけで苦痛なので、相手が好きなものをとことん調べましょう。

マーケティング

マーケティングで応用するときは、誰に向けて何を訴求するかが大切です。

みんなに向けて訴求をした場合、当てはまらない人は雑音にしかなりません。

下記のように、訴求ポイントを絞ったほうが心理的にも自分のことだと認識してもらえます。

  • 「本日初めて購入する人だけ限定で初回無料です」と、気になっている商品が無料だから試したい新規の顧客にアプローチする
  • 「いつもありがとうございます、○○様だけに特別なプレゼントを用意しました」と、いつも購入してくれる顧客に感謝とリピートを促す

カクテルパーティー効果の鍛え方は3

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カクテルパーティー効果は脳の働きを使っているため、鍛えるために脳トレがおすすめです。

脳トレは、加藤俊徳医学博士の開発した脳番地ごとのトレーニングを行うと効率よく鍛えられます

脳番地は大きく分けて以下の8つです。

  • 目で見る(視覚系脳番地)
  • 話す(伝達系脳番地)
  • 考える(思考系脳番地)
  • 体を動かす(運動系脳番地)
  • 感じる(感情系脳番地)
  • 聴く(聴覚系脳番地)
  • 覚える(記憶系脳番地)
  • 理解する(理解系脳番地)

カクテルパーティー効果を鍛えるために聴く、話す、感じる、の3つを意識してトレーニングしましょう。

聴覚系脳番地を鍛える

聴覚系脳番地は聴くことで鍛えられるので楽器を使った演奏を聴くのがおすすめです。

楽器ごとにさまざまなパートがあり音の高さもリズムも異なります。

気になった楽器のパートのみを意識して聴くことで、その音は聴きとれるようになりカクテルパーティー効果を高められます。

伝達系脳番地を鍛える

伝達系脳番地は自分の話をしっかり相手に伝えることで鍛えられるので、まったく話したことがない人と話すことがおすすめです。

話しかけて、まったく想像していなかった返事が来たら脳は刺激されて答えを考えます。

相手にとって最高の答えや解決策を理解し伝えられるよう脳がフル稼働するので、伝達系脳番地が鍛えられるのです。

感情系脳番地を鍛える

感情系脳番地は、自分から話しかけることで鍛えられます。

恋人や仲間と話していていつもより暗いなとか楽しそうだなとか相手の表情やしぐさから気がつけるよう注意深く観察することで、しだいに気持ちの変化や違和感が分かるようになるのです。

瞬時に変化や違和感度と判断できるようになれば、感情系脳番地が鍛えられているということになります。

カクテルパーティー効果の研究

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カクテルパーティー効果の研究は下記2つを紹介します

  • シャドーイングを用いた研究
  • 視覚的な研究

シャドーイングを用いた研究

シャドーイングを用いた研究では、意識していない音声情報は受け取らないことを発見しました。

研究をおこなったのは、カクテルパーティー効果を発表したコリン・チェリー氏です。

シャドーイングを用いた研究内容は、まず被験者に左と右の耳から別々の音声情報を聴かせます。その後、片方だけ意識して音声を聞き聞いた後にすぐに復唱させます。

意識したほうの音声情報は聴きとれているのに対し、意識していない音声情報はまったく聴き取れないことが分かりました。

意識させることができる相手の名前必要な情報を会話に混ぜこみカクテルパーティー効果を取り入れていきましょう

視覚的な研究

視覚的な研究では、自分の顔は他人より見つけやすいことを発見しました。

研究は、1994年に京都大学で行われました。

視覚的な研究内容は、まず被験者に自分の姿が見つけやすいのかを、数名の大学生の顔写真を同時にコンピューターの画面に写し、その中にあらかじめ指示された顔が有るかないかを判断させます。

その後、同時提示する顔写真の数を変えてみても、自分の顔は他人の顔よりも統計的に速く見つけることができたのです。

このことから脳の働きは瞬時に音声だけではなく、視覚でも判断していることが分かりました。

 相手に自分の顔を知ってもらってから、カクテルパーティー効果を取り入れたほうがより効果が期待できるでしょう

カクテルパーティー効果まとめ

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カクテルパーティー効果はガヤガヤした場所でも必要な情報が聴き取れる脳の働きです。

効かないまたは効きづらい人に使うと、苦痛と悪い印象を与えてしまいます。

正しく見極めて、恋愛やマーケティングに取り入れていきましょう。

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