会社に行くのが苦痛で「自分は会社員に向いていないのかも……でもどうしたらいいか分からない」と悩んでいませんか?
でも会社を辞めてしまうと生活できなくなるので、簡単には辞められないですよね。
会社員が向いていないのなら、会社員以外の働き方に目を向けましょう。さまざまな働き方があるので、無理して会社員を続ける必要はないのです。
この記事では会社員に向いていない人の特徴から、会社員が向いていない場合の生き方まで紹介します。
この記事を読めば苦痛な会社員生活を抜け、あなたに合った働き方が選べるようになりますから、今よりも充実した生活が送れますよ。
会社員に向いてない人の特徴5選
会社員に向いていない人の特徴は以下5つです。
- 合理主義の人
- 会社への帰属意識が低い人
- 夜型の人
- 結果を追求しすぎる人
- 毎日同じことの繰り返しが耐えられない人
会社員に向いていないことは欠点ではありません。仕事に対する考えや取り組む姿勢が違うだけなので悲観的にならず、あなたにいくつ当てはまっているか見ていきましょう。
合理主義の人
合理性を求める人は会社員に向いていないでしょう。不合理であっても会社には従うべきルールがあるためです。
会社で働いていると、非効率でも以下のような理由でルールを守らなければいけません。
- 今までこうしてきたから
- 前例ないから
- 慣れているから
無駄で非効率な仕事は改善したほうが良いのですが、多くの人は現状維持を好みます。非効率であっても、これまでと同じやり方・ルールで仕事を進めたがるのです。
明らかに無駄であっても従わなければいけないので、合理主義の人は苦痛に感じるでしょう。
会社への帰属意識が低い人
会社への帰属意識が低い人も会社員に向いていません。「会社のために頑張ろう」と思えないからです。
- みんなで頑張ろう
- 自分は損するけど、会社のためになるなら
- 自分よりも会社の利益を優先しよう
帰属意識が低いと上記のような考えにはならないでしょう。むしろ「給料さえ払ってくれたら良い」とすら思うはずです。
帰属意識が低いと社内の人と関わるのもおっくうになり、自然とコミュニケーションが減ってしまいます。会社内で考えや意識の違いが浮き彫りになるため、長く続けにくいでしょう。
夜型の人
夜型の人は会社員に圧倒的不向きです。多くの会社員が働く9〜17時は、夜型の人にとってパフォーマンスが低い時間帯だからです。
また夜型の人は、そもそも朝起きるのがつらいでしょう。朝起きるのが苦痛だと、それだけで会社員がつらいと感じてしまいます。
夜が活動時間だから遊びに行ってしまうでしょうし、夜の活動時間が延びると以下のような負のループに陥ってしまうこともあります。
いくら仕事ができても昼間は生産性が低いので、会社員として結果を残しづらいのです。
結果を追求しすぎる人
結果を追求しすぎる人は会社員に向いていません。結果を求めるあまり、他人と歩幅を合わせられないためです。
結果がすべてであるはずのビジネスですが、会社員だとそうはいきません。会社には結果を優先しきれない課題が多いのです。
そうした課題を無視してしまうと会社や同僚と揉めてしまいますから、むしろ1人でビジネスをしてしまったほうが良いとすら思ってしまうでしょう。
毎日同じことの繰り返しが耐えられない人
毎日違う仕事をしたい人に会社員は向きません。会社員の多くは「始業時間までに会社に行き、就業時間で帰る」ことだからです。
- お客様のもとへ訪問
- 商品の提案
- 回ってくる書類の処理
たとえば営業職であれば、よほどのことがない限り、上記のような仕事がほぼ毎日繰り返されます。もちろん日によって仕事の内容は変わりますので、まったく同じではありません。
しかし「始業時間までに会社に行って、就業時間になったら帰る」のは変わりませんから、同じことの繰り返しになりやすいのです。
これらが耐えられない人は長く続けられませんので、会社員は向いていないと言えます。
企業で働くのが向いている人の特徴3選
企業で働くのが向いている人の特徴は、以下3つです。
- 決められたルールに従える人
- 協調性がある人
- 人付き合いが嫌いじゃない人
会社員に向いていないかを確認したら、向いているかも見ておきましょう。会社員が向いていないのではなく、今の環境が合っていないだけかもしれないからです。
企業で働くのに向いている特徴があなたにもあるかもしれないので、確認してみてください。
納得できないルールに従える人
納得できないルールに従える人は、会社員としても働けます。会社には必ずルールがあり、ルールを守る人が求められるからです。
- 仕事を進める手順
- 許可をもらうための事前承認
- 物事を決定するための会議
上記のように一見非効率であっても会社で働く限り、従わなければいけません。中には理不尽に思えるルールもあるでしょうが、割り切って従うのも必要です。
納得できないルールに従うことに抵抗ない人は、会社でうまく働けるので会社員に向いています。
協調性がある人
会社で働くうえで協調性は必須です。会社ではあなた1人で進めるような仕事は少ないからです。
会社での仕事は基本誰かと進めるので、協調性のない人は会社内で浮いてしまいます。そればかりか「一緒に働きたくない」と同僚からマイナスに評価されてしまうことも。
会社員として働く以上「会社の方針」や「周りが目指しているゴール」に向かって、協力しながら行動できる能力が求められます。
協調性があると会社内で円満な人間関係を築けるため、社内で浮くことが少なくなります。よって協調性がある人は、チームプレイが必要である会社員に向いていると言えます。
人付き合いが嫌いじゃない人
人付き合いが上手な人は、会社員に向いています。会社員は仕事でも仕事外でも、コミュニケーション能力が求められるからです。
仕事上でも付き合いでやらなければいけない仕事があります。たとえば納期が迫った忙しいときに、会議の人員集めとして呼ばれた場合で見てみましょう。
日頃から周りとコミュニケーションを取っていれば、同僚から協力を得られ、自分の代役として会議に出てもらえるかもしれません。しかし普段からコミュニケーション不足で会社内に孤立していたら、同僚に頼ることは難しいでしょう。
人間関係が円満だと、困った時に仲間同士で助け合えます。よって人付き合いが苦にならない人は、チームワークが不可欠な会社員に向いているのです。
また、会社員はお酒の付き合いがどうしても生まれます。飲み会に行くのが苦痛でないのなら、会社員としてやっていけるでしょう。
会社員が向いてないならどうすればいいのか
会社員に向いていないとしても、悲観的になる必要はありません。世の中には会社員以外の働き方があるからです。
また向いていないのは会社員ではなく、今いる会社かもしれません。あなたに合った働き方が必ずありますから、以下のような働き方も参考にしてください。
- 違う業界・職種に転職する
- フリーランスになる
- 起業する
- 「仕組み」を考える
- 副業から始める
違う業界・職種に転職する
「会社員に向いていない」と感じたら、まずは違う業界・職種への転職を検討しましょう。向いていないのは会社員ではなく、今の会社かもしれないからです。
会社が変われば帰属意識が生まれたり、人が変われば働きやすくなったりするかもしれません。
- 職種はそのままで業界だけ変える
- 同業界内で転職し、職種は変えずに働く
- 業界も職種もすべて変える
一昔と違い、転職は一般的になりました。
総務省の発表によると転職者は年々増え、2019年の転職者数は351万人と過去最多となったそうです。転職してキャリアアップを目指すのは、決して珍しいことではありません。
「会社員に向いていない」と感じている人は働く環境を変え、今の会社から抜け出すことを検討してみてください。
(参照:総務省統計局「増加傾向が続く転職者の状況 ~ 2019 年の転職者数は過去最多 ~」)
会社員・社会人に向いてないならフリーランスという生き方もある
会社員に向いていないならフリーランスになるのも手です。たとえばWeb系フリーランスなら次の職種が挙げられます。
- ライター
- デザイナー
- プログラマー
フリーランスならあなたに合った働き方ができて、職種を選ぶ楽しみも得られます。
またフリーランスでも働き方はさまざまです。
- バイト+スモールビジネス立ち上げ
- 派遣+ライター
- 契約社員+デザイナー
フリーランスならあなたのやりたい働き方が選べます。働き方を自由に決められるのがフリーランスの良さなので、あなたに合った働き方を探しましょう。
会社員に向いてない人は起業が向いているかも
起業して自分でビジネスするのも検討しましょう。会社員に向いていない人は、経営者に向いているかもしれないからです。
会社員に向いていない人は合理主義であったり結果を求めすぎたりと、組織に属すること自体が向いていない傾向が多いのです。
そうした人は以下のような選択肢も視野にいれてみてください。
- 会社を立ち上げる
- 自分で商品を作って販売する
- フランチャイズで起業する
一昔前、起業は大がかりなものでしたが、2021年現在は比較的誰でも簡単に起業できます。
「会社員がどうしても無理」と感じたら、起業してあなたが求める働き方を目指すのも選択肢のひとつです。
働くこと自体が向いてないなら「仕組み」を考える
働くよりも稼ぐ仕組みを考えてみましょう。働くこと自体向いていない可能性があるためです。
そうした人は働くよりも稼ぐ仕組みを作り、以下のような働かずに生活する手段を考えるのも手です。
- 半分「ほったらかし」でもお金のはいる仕組み
- 誰か雇って代わりに働いてもらう
- 不動産を購入して家賃収入を得る
初期投資のかからない仕組みなら、会社を辞めてから始めても良いでしょう。しかし初期投資して仕組み作りをするなら、会社員の立場を利用してください。
会社員という肩書きがないフリーランスは、社会的な信用が得られにくくなります。つまり資金が必要となっても、簡単には融資をしてもらえなくなるのです。
会社員ならローンや借り入れしやすいので、会社員でいるうちに「稼ぐ仕組み」作りに注力してみてはいかがでしょうか。
会社員以外の収入確保のため副業から始める
いきなり会社をやめるのではなく、副業から始めてみましょう。会社からしか収入がないから、余計にストレスを感じているのかもしれないのです。
いずれ会社を辞めるにしても、なにかしらで収入を得る必要があります。いきなり稼ぐのは難しいので、まずは副業で小さく始めてみるのがおすすめです。
- ライター
- デザイナー
- ブログ
- 転売
- 株取引
- ハンドメイド
- ネットショップ運営
- 写真販売
- 占い
インターネットの普及で副業がしやすくなり、参入する人が増えてきています。
副収入があることで会社員が嫌じゃなくなり「会社員+副業」のスタイルに落ち着くかもしれません。まずは副業で小さく始めてみませんか?
会社員が向いていないか不安なら診断
自分が本当に会社員に向いていないのか不安になる人もいるでしょう。不安な人は自分に合っている働き方・生き方を探すためにも診断してみてください。
診断には以下2つのサービスが最適です。
あなたの強みが分かれば仕事選びや転職活動、フリーランスとしての事業選びに役立ちます。
本当に会社員が向いていないか確証を得るためにも、会社員以外の働き方を探す前に診断サービスを試してみませんか。
会社員が向いてない人は「会社員以外の働き方」を知ろう
今回は会社員に向いていない人の特徴から、会社員が向いていない場合の生き方を説明しました。
会社員に向いていないとしても、会社員以外の働き方がたくさんあります。ですから苦痛な働き方を無理して続ける必要はありません。
フリーランスや起業など働き方はさまざまで、あなたに合った働き方が必ず見つかります。
この記事を参考に苦痛な働き方は辞め、今よりも充実した生活を手に入れましょう。
文:こたつ(ポートフォリオはこちら)
編集:おおしまはな(ポートフォリオはこちら)