Webライティングに有利な資格7選|効果的な勉強法もご紹介!

Webライターは特別な資格がなくても気軽に始めることができますが、資格があったほうが稼ぎやすく、仕事を得るには有利だといわれています。

しかし、

  • Webライターにはどんな資格が役立つの?
  • 資格を取ってみたいけどメリットはあるのだろうか…

と思っている人もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、現役Webライターである筆者が厳選した「Webライティングに有利な7つの資格」をご紹介します。

具体的には、

  • Webライティングで資格を取るべき理由
  • Webライティングに有利な資格・検定7選
  • おすすめの勉強方法

の順番にご紹介していきます。

稼げるWebライターになるための一歩として、資格にチャレンジする参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。 

目次

Webライティングで稼ぎたい人は資格を取ろう!

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Webライティングでたくさん稼ぎたい人は、資格を取るのがおすすめです。

資格を持っていると以下のようなメリットがあります。

  • 資格で他のライターと差を付けられる!
  • Webライティングのスキルが身につく!
  • 自信をもってライティングできる!

 ではそれぞれ詳しくご紹介します。

資格で他のライターと差をつけられる!

資格がなくてもWebライターの仕事はできます。しかし、資格を持っていることでスキルを可視化でき、ワンランク上のライターとしてみられるため他のライターと差をつけられます

クライアント側としては資格を持っている人のほうが安心して仕事を任せられるため、単価もクライアントからの信頼度も高まり、仕事を獲得しやすくなるのです。

特に初心者のうちはキャリアがないため、クライアントからの信頼度が低く仕事を獲得するまでのハードルは高めです。しかし、資格があれば優先的に仕事を受注することができるため、初心者でも比較的すんなりと仕事を獲得できるでしょう

webライティングのスキルが身につく!

数ある資格の中でもwebライティングに関する検定に挑戦すれば、ライティングスキルを高められます。合格を目指して勉強することで正しいライティングの知識が身につくからです。

そのため、特に初心者はライティング技術の向上を目的に検定を受けてみるのも良いでしょう。

自信をもってライティングできる!

文章に自身を持てないまま執筆し続けるのは、結構ストレスに感じるものです。しかし、資格を取得すれば正しい知識が身につくため、自信をもってライティングできるようになります

また「資格」というWebライターとしての武器が増えることも自信につながり、より楽しく執筆できるでしょう。

 たとえ合格できなかったとしても、合格を目指してインプットした知識は必ず仕事の役に立つはずです。失敗を恐れずに資格取得にチャレンジしましょう。

Webライティングに有利な資格・検定7選

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Webライティングに役立つ資格はいろいろありますが、中でも優先的に取ると有利な資格を厳選しました。以下の7つです。

  1. WEBライティング技能検定
  2. Webライティング能力検定
  3. ビジネス著作権検定
  4. Webリテラシー試験
  5. 日本語検定
  6. SEO検定
  7. ファイナンシャルプランナーなど専門分野の資格

 それぞれについて解説していきます。

1.WEBライティング技能検定

試験の名称 Webライティング技能検定
主催団体 一般社団法人日本クラウドソーシング検定協会
難易度
料金(税込) 41000円(試験料:6000円+講座受験料:32000+合格証発行料:3000

Webライティング技能検定を受験するには、講座の受講が必須です。
※合格証の発行に別途料金がかかります。

Webライティング技能検定とは、一般社団法人日本クラウドソーシング検定協会が運営している検定です。

Webライティング技能検定に合格すると「WEBライティング実務士」の資格が与えられ、ランサーズやサグーワークスなどのクラウドソーシングで、報酬アップなどの優遇措置を受けられます。

Webライティング技能検定は、未経験者~初心者を対象者とした検定であるため難易度が低く、合格率も47.6%と高いです。出題範囲は義務教育レベルから出題されているため、基礎中の基礎から学習できます。

オンラインで気軽に受験できますし、難易度が低く合格しやすいため、クラウドソーシング上の優遇措置を受けたい人は取っておくと良いでしょう。

2.Webライティング能力検定

試験の名称 Webライティング能力検定
主催団体 一般社団法人日本Webライティング協会
難易度
料金(税込) 13500(※)
  • PDFテキスト付き。
  • 中高生、大学、短大生は50%割引の6,750円(税込み)で受検できます。

Webライティング能力検定は、一般社団法人日本Webライティング協会が運営している検定です。試験結果の点数によって1級~3級、もしくは資格なしと判定されます。

1級の合格率は2530%。Webライティング技能検定同様に、合格すればクラウドソーシングで報酬アップなどの優遇措置が受けられます

Webライティング技能検定と名称が似ているためややこしいですが、Webライティング能力検定は薬機法やSEO、著作権など幅広い知識が必要なため、初心者~中級者におすすめです。

関連記事:Webライティング能力検定資格とは?評判・勉強法などを徹底解説!

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3.ビジネス著作権検定

試験の名称 ビジネス著作権検定
主催団体  サーティファイ著作権検定委員会
難易度 BASIC:低
初級:中
上級:中
料金(税込) BASIC:4100円
初級:5100円
上級:8000円

 

ビジネス著作権検定とは、著作権について正しい知識を身につけることができる検定です。別称「著権」ともいわれています。著作権は、コンテンツの作成で特に気を付けたいことのひとつ。著作権に関する問題は、法律上のトラブルになりかねないため未然に防がなければなりません。

しかし、著作権を完璧に理解している人は少ないため、ビジネス著作検定の資格保有者はクライアントに重宝されやすいのです。また、自分で記事を作成する際にも著作権に引っかからないよう対策できるため、ビジネス著作検定の知識は非常に役立つでしょう。

なお、ビジネス著作検定には、難易の低い順に「BASIC」「初級」「上級」の3種類があります。BASICと初級は65%以上、上級は70%の正答率で合格です。まずはBASICから始めて、初級、上級の順で段階的に受験すると理解しやすいでしょう。

4.Webリテラシー試験

試験の名称 Web検定 Webリテラシー
主催団体 社団法人 全日本能率連盟登録資格 Web検定
難易度
料金(税抜) 1万円

 

Webリテラシー試験は、デザイナー・ディレクター・プロデューサーなどWebに関する仕事全般の理解度をチェックする試験です合格すると「Webアソシエイト」の資格を取得できます

Webアソシエイトの資格を持っていることで、Web知識が一通り身についていることを証明できるため、ライターの仕事だけでなく、ディレクターやプロデューサーなどの上流工程も巻き取れるかもしれません。

そのため、ライター業だけではなく、ディレクターやプロデューサー業務に興味がある人におすすめの検定です。また、上流工程ほど高い収入を得られる傾向があるため、より稼ぎたいライターもWebリテラシー試験にチャレンジしてみると良いでしょう。

5.日本語検定

試験の名称 日本語検定
主催団体 特定非営利活動法人
難易度 1級:中~高
2級:中
3級:低
料金(税込) 1級:6300円
2級:5300円
3級:3800円

日本語検定とは、文部省が後援している日本語能力を測る検定です。内容は、正しい漢字や読み方、送り仮名言葉の意味など。受験することで、正しい日本語の再確認と文章を書く上での基礎固めができます

17級までありますが、Webライターなら、社会人レベル以上の知識が必要とされる3級以上の取得がおすすめです。特に1級の難易度は高く、深い日本語のルールや知識が必要になるため、合格すればかなり実践的な日本語が身につきます。

正しい日本語を使えるのは、Webライターに必須のスキルです。日本語検定に合格すれば、正しい日本語で書けるライターである証明ができるため、Webライターとしての大きな強みになるでしょう。

6.SEO検定

試験の名称 SEO検定
主催団体 一般社団法人全日本SEO協会
難易度 1級:高
2級:中~高
3級:低
4級:低
料金(税抜) 1級:8000円
2級:6000円
3級:5000円
4級:5000円

SEO検定は、SEOに関する知識をチェックするための検定ですSEOとは「検索エンジン最適化」を意味し、コンテンツをWeb検索で上位表示させるためのスキルとして重要視されています。

SEO検定は14級に分かれており、4級から順番に受けることでSEOの知識を網羅的に学べます。

また、多くのクライアントはコンテンツを上位表示させることを重要視しているため、SEOのスキルを持ったライターのニーズは高いです。試験に合格すればSEOの知識があることを証明できるため、ライターとしての価値が高まるでしょう

7.ファイナンシャルプランナーなど専門分野の資格

専門分野の資格を持つライターは、各ジャンルで高い需要があります。理由は、専門知識を持っているため、Googleに高評価される専門性の高い記事を作成できるからです。そのため、初心者でも比較的高い単価で仕事を受注できます

また、専門分野の資格を持っているライターの数は多くありません。専門分野の資格を取得すれば他のライターと差をつけることができ、ライターとしての大きな強みを獲得できるでしょう。

Webライターを始めてからでも取得できる専門資格はたくさんあります。どの専門資格を持っていても活躍できるチャンスがあるため、興味があるジャンルや単価の高いジャンルなど、好みのものを選んで挑戦してみると良いでしょう

難易度・合格率まとめ

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ご紹介したWebライティングに有利な7つの資格のうち、専門分野の資格を除いた6つの資格の合格率と難易度を表にまとめました。

検定にチャレンジする際、参考にしてみてください。

資格・検定 合格率 難易度
WEBライティング技能検定 47.6
Webライティング能力検定(1級) 25.0%
ビジネス著作権検定(上級) BASIC70.080.0
初級:50.055.0
上級:50.055.0
低~中
Webリテラシー試験 59.7
日本語検定 1級:10.6
2級:8.5%
3級:41.1%
1級:中~高
2級:中
3級:低
SEO検定 1級:81.0
2級:84.0
3級:78.0
4級:86.0

中~高

202012月現在)

  • 合格率の算出方法は各検定で異なります。
  • 難易度は受験者の口コミを参考にしています。
  • 級位のあるものは、Webライターとして挑戦するのにおすすめの級位を記載してあります。

勉強法は独学より講座がおすすめ!

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資格取得のための勉強法は、独学よりも講座がおすすめです。なぜなら、講座のほうが圧倒的に効率よく学べるからです。

独学では市販のテキストを使用し、自分で試行錯誤しながら勉強を進めますが、テキストだけで理解できない部分があったとしても自分で情報を集めて解決するしかありません。

インターネットや参考書などから情報を引っ張ってくると、どうしても時間がかかってしまいますし、その情報が古かったり正しくなかったりする可能性も考えられます。また、計画的に勉強を進めようとしても、人によっては計画的に進められないこともあるでしょう。

一方、講座はフォローしてくれる講師がついているため、悩みや疑問があっても相談すればスピーディーに解決できます。しかも適切で正確なアドバイスを受けられ、計画的に勉強を進められます。

講座は独学よりも料金がかかることが多いですが、最短ルートで合格を目指せるだけの価値があるでしょう。

なおWebライターにおすすめの講座は「Webライター講座のおすすめは?初心者からでも稼げるライターになれる!」でまとめていますので、ぜひどうぞ。

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クラウドソーシングサイトの検定もおすすめ!

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クラウドソーシングサイトの検定は、比較的料金が低め無料の検定もあり手軽に受けられます。そのうえ、資格を持っていることでクライアントから優遇されやすくなり、スカウトが来ることもあるためおすすめです。

特に有名なクラウドソーシング検定は以下の3つです。

  • Webライター検定【クラウドワークス】
  • プラチナライターテスト【サグーワークス】
  • ライティングスキルテスト【ランサーズ】

それぞれについてご紹介します。

Webライター検定【クラウドワークス】

試験の名称 Webライター検定
主催団体 クラウドワークス
難易度 1級:高
2級:中~高
3級:中
料金(税込) 1級:25000
2級:1万円
3級:無料

クラウドワークスの「Webライター検定」は13級の3つのレベルに分かれています。

各級の主な内容は以下の通り。

  • 1級:基礎的な知識
  • 2級:構成案に基づいた記事作成
  • 3級:基礎的な知識

1級と2級は記述式、3級はマーク式の問題です。

検定に合格するとプロフィールに合格証が記載され、クライアントへのアピールになります特に1級合格者には、Webライター検定を監修した株式会社グリーゼから高単価な仕事のスカウトが届くため、合格して得られる価値は大きいでしょう。

初心者であれば、まずは3級からのチャレンジがおすすめです。動画形式の講座もついてきて非常に勉強になりますし、無料で受けられます。

プラチナライターテスト【サグーワークス】

試験の名称 プラチナライターテスト
主催団体 サグーワークス
難易度
料金 無料

プラチナライターテストとは、サグーワークス内で最高ランクのライターである「プラチナライター」になるためのテストです。

 内容は以下の通りです。

  • リライト
  • 構成~見出しの作成
  • テーマに沿った記事をイチから作成

これら3つの課題を記述式で回答します。

テストに合格すれば、プラチナライターとして文字単価1円以上の仕事を受注できるようになります。レギュラーランクやゴールドランクのライターでも月20万程度稼いでいる人はいますが、プラチナライターになるとその23倍以上稼ぐことも可能です。

不合格の場合でもアドバイスをもらえて勉強になりますし、何度でも無料で挑戦できます。不合格でもプラチナライターテストを受けることで得られるメリットは大きいため、ぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

ライティングスキルテスト【ランサーズ】

試験の名称 ライティングスキルテスト
主催団体 ランサーズ
難易度
料金 無料

ランサーズのライティングスキルテストは、出題数30問、選択方式の無料で受けられるテストです。

出題範囲は、

  • 著作権
  • 文法
  • ファイル名のエンコード形式

など。

講座や専用テキストはないため、自分で資料を集めて勉強したうえで挑みましょう。なお、正答率60%で合格です。合格すればプロフィール欄に表示され、クライアントに実力をアピールできます

ライティングスキルテストを受けていないと受注できない案件もあるため、ランサーズで活動する人はぜひ受験してみてはいかがでしょうか。

資格を取得して稼げるライターを目指そう!

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この記事では、

  • Webライティングに有利な資格・検定7
  • 各試験の合格率
  • おすすめの勉強法
  • クラウドソーシングのおすすめ検定

をご紹介しました。

資格の取得は稼げるライターへの近道ともいえます。Webライターとしてなかなか成果が出ずに悩んでいる人や、どのようにライティングスキルを磨いたら良いのか分からない人は、資格の取得を検討してみてはいかがでしょうか。検定に挑戦すれば自分のスキルを磨けますし、合格して資格を取得できればスキルが可視化されるため、仕事を受注しやすくなり収入アップにつながります。

どの検定が良いのか悩んでしまったら、リスクゼロで気軽に受けられる無料の検定から挑戦してみることをおすすめします。無料でも学びはたくさんあるはずです。

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